長嶋正樹の靴屋稼業50年 その76

July 18, 2017

Levi’s Shoes2

 

アメリカを代表するリーヴァイスのフットウェアであるならば、全て本物でなくてはならない。アッパーの革はアメリカ製のオイルドレザー以外考えられない。オイルのたっぷり含んだ革を靴にするのはグッドイヤーウエルト製法だ。

 

そこで普段お世話にになっている登山靴メーカーの安藤製靴さんと、アシックスのペダラ以来お付き合いのある山形の宮城興業さんの2社でリーヴァイスシューズを作る事にした。

 

まずアイコンになるワークブーツを安藤製靴さんで登山靴仕様のノールウィジャン(逆掬い)で作り、アッパーレザーはカルフォルニア、サンタクルーズにあったSALZのKlondikeと言うオイルドレザーを使用した。ソールはVibramのタンクソール。ウエルトの出し抜い糸の上には防水と補強の為に松ヤニを塗った。さらにリーヴァイスの特徴を際立てさせるのに外羽根のカン止めをリべットで止めた。シューレース、アイレット(鳩目)もアメリカから取り寄せたのだ。

 

このワークブーツをB倍のポスターにする事になり、有名な写真家坂田栄一郎さんが撮ると決まった。僕はこのブーツが新品でなくたっぷり履き込んだ状態で撮って貰いたいと思い、Cカンパニーの中村さんに毎日履いて貰う事にした。夏の暑い中、中村さんはこのブーツを毎日履き続けた。

 

そのおかげで立派なポスターが出来上がった。

 

続く

 

 

 

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