長嶋正樹の靴屋稼業50年 その103

January 25, 2018

Quoddy Classic

 

Quoddy Mocassinが順調に売れて強気の春日さんが新たにQuoddy ClassicのブランドでHorweenのコードヴァンを使い、アメリカ製グッドイヤーウェルト製法のドレスシューズを作りたいとの相談があった。

 

アメリカでドレスシューズのグッドイヤーウェルト製法が出来る工場は現在ではAldenとAllenEdmondsの2社しかない。三菱ニューヨークのステーヴに調べて貰うと、ペンシルベニア州にHanoverというグッドイヤーウェルト製法の工場ががあるそうだ。また隣のウエストヴァージニア州にハンドソーンモカシンの工場があり、コードヴァンのモカシンが作れるそうだ。

 

1991年8月ニューヨークからボルティモアまで行って、そこでUS Airの小さな飛行機でシェナンドゥー空港に飛んだ。空港には今回のプロジェクトの窓口のPenn Mar Shoe Co.のゴードン.スチュアート社長とデイビット.ディティールさんが出迎えてくれ、車でウエストヴァージニアのハンドソーンモカシン工場に向かった。

 

空港から2時間程で工場に着いて工場を視察してサンプルの発注をする。コードヴァンは丈夫そうなイメージがあるが、革の表面の銀面が削り取られている為に裂けやすい。フローシャイムやジョンストン.マーフィーがかつて作っていたが、ハンドソーンモカをコードヴァンで作るのは非常に難しい。ここではそれが作れると言う。やったー!

 

近くのモーテルにチェックインして風呂に入ろうとしてバスタブにお湯を入れると、蛇口からまっ茶色のお湯が出てきた!なんか錆び臭い!錆びだ!しばらく泊まり客がなく水道管が錆びてしまったのだろう。

 

暫くお湯を出しっ放しにして茶色が透明になるまで待って、バスタブには入らずシャワーにした。

 

 

続く

 

 

髭の白いポロシャツが僕、後ろのネイビーのジャケットが春日さん。小さな飛行機でシェナンドゥーへ!

 

 

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