長嶋正樹の靴屋稼業50年 その112

April 19, 2018

 

Alfred Sargent

 

Trickersのブライアン.タビナーさんの話しをしたら、Alfred Sargentのリチャード.ウエッブさんの事を話さなければなければならない。

 

タビナーさんとウエッブさんは本当に仲良しだ。日本に営業で来る時は何時も一緒に来ていたし、アメリカのシューショー(展示会)やホテルでのトランクショーも必ず一緒だった。前にも書いたが2月の寒いニューヨークの夜、タビナーさんとウエッブさんにばったり会った事もある。

 

ウエッブさんは1889年創業のAlfred Sargentの役員で、レンジロヴァーに乗っていた。僕もそれに憧れてレンジロヴァーに5年ほど乗っていたが、東京では大きすぎた。反動で小さなミニに乗り換えたのだが...。それにウエッブさんはスプリンガースパニエル(猟犬)のブリーダーもしている英国のカントリージェントルマンだ。タビナーさんとウエッブさんだけでなく、ノーザンプトンの靴メーカーの人達は仲が良い。メーカー廻りをしていると「次は何処に行くの?」と聞かれ、行き先を告げると車で送ってくれて訪問先の人に挨拶してから帰る。ライバルなのになんて仲が良いのだ。

 

Alfred Sargentの靴の話しをしよう。

 

老舗のシューメーカーだけあってブリテッシュスタイルの靴は一通り揃っていたが、ドレスだとクロケット&ジョーンズの方が知名度があり、カントリースタイルだとトリッカーの方が人気がある。そこで他でバッテングしないものを別注する事にした。それも細かく対応して頂いた。特にレディースのサイドゴアブーツ、ジョッパーブーツ、チャッカブーツはよく売れたと記憶している。

 

後に若い営業のテナントさんがウエッブさんの代わりに日本に来るようになってから、英国製三陽山長をAlfred Sargentで作った事もある。

 

 

続く

 

 

 

 

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