長嶋正樹の靴屋稼業50年 その127

August 1, 2018

 

スペイン 3

 

スペイン、アンダルシアの別荘では彼女のお父さんの車を借りて、グラナダのアルハンブラ宮殿に行ったり、シェラネヴァダの山頂近くまでドライヴしたりした。またある日は、山の上の小さな街ミハスでロバで街を巡ったり、ヨーロッパのお金持ちの豪華なクルーザーが集まるプエルトバノスに行ったりと、すっかり観光旅行だったが、どっこい仕事は忘れていなかった。

 

三菱商事の藤田さんからマドリードにスペインの靴のメーカーが集まっている常設のショールームがあるので行くとスペインの靴が一堂に見れると教えて貰っていた。

 

早速マドリード行きのチケットを買い、マドリードに飛んだ。その常設ショールームは小さなブースに分かれ、それぞれのメーカーのサンプルが陳列されていて、係りの人に価格や条件を聞くと答えてくれる。(後に2度も此処に来た)

 

そこではYANKOや CAMPERなど今では日本でも馴染みのブランドだが、当時は無名だったし、CAMPERはTIMBER LANDのコピーみたいな靴だったので「だせー」と思っていた。

 

マドリードの街で靴屋を見て歩くとグッドイヤーウェルト製法のブリテッシュスタイルの靴を見かけた。イギリス製かと思ったらMade in EncalandとなっているEnglandに似せてあるのかと思ったら、マヨルカ島(高級靴の産地)の街がインカと言うらしい。そこで作られたので、なるほどEncalandか?まぎらわしい事すんじゃねーよ!

 

特に印象に残った靴は、CARTUJANOと言うブランドでグッドイヤーウェルト製法だが、オイルレザーでラギッドソールが付いたカジュアルな靴である。参考にと購入すると木の箱に入っている。その木箱には馬のロゴマークが焼印されていた。

 

マーケットリサーチだけでなく観光もした。プラド美術館でピカソのゲルニカを見た。思った以上に大きくて迫力があって「すげえ〜」の連発だった。アーネスト.ヘミングウェイの小説「日はまた昇る」に出てくるプエルタ.デル.ソルやグラン.ビア大通りも歩いた。

 

続く

 

これはその時に買った靴とは違いますが今のCartujano(カルツハーノ)です。

 

 

 

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