長嶋正樹の靴屋稼業50年 その132

September 4, 2018

Jack Morgan ポルトガル

 

デュッセルドルフのGDSは年2回開催され、全世界の靴のメーカー、ブランドが集まってる来る。4日間の日程で毎日僕はくまなく会場を歩き回った。

 

来場者も多く、かなり高額な入場料を取っていた。また周辺のホテルは期間中馬鹿高い部屋代にになる。初めてGDSに行った時は僕一人だった。三菱商事のデュッセルドルフからヒルトンホテルを予約して貰っていたのだが、チェックインしてカードの金額を確認すると450ドル以上の金額が書いてあった。これは何かの間違いにちがいない。

慌ててフロントに行って「これは間違いだよね」と言うと

「間違いありません」

「えっ!なんでそんなに高いの?」

「あなたは三菱商事の予約なのでディスカウントしてあります。通常はもっと高いのです」

 

これはちゃんと儲かる仕入れをして帰らなければと、目を皿のようにして良い売れる靴を探して会場を歩き回った。

 

そこでまだ日本に入っていない幾つかのメーカーを見つけた。前回のJ.Macgillもそのひとつだ。もう1軒ポルトガルのブランド Jack Morganだ。ここはカジュアルシューズがメインで、リーズナブルな価格設定だった。担当デレクターのホセ.フランゴルホさんが商品を説明してくれ、幾つかの商品を発注した。

 

その後何度かGDSでJack Morganを仕入れていたが、ホセさんが是非ポルトガルの工場に来いと言う。

 

後日マドリッド三菱のモレさんと二人でJack Morganの工場を訪ねた。ポルトから車で1時間ほどの山間部に工場があった。工場見学ををしてランチとなり、山の見晴らしの良いレストランのテラスに案内された。

 

すべての料理はひとつの大きな器に人数分が盛られ、器からそれぞれ各自に取るというのも珍しいものでデザートもその方式で食べた。

 

近くの山ではコルクの木があり、樹皮をはがしてコルクを取っていた。ポルトはコルクの生産地だという。ポルトはポルトワインが有名だが、僕は下戸なので味わう事は出来ない。残念!

 

 

続く

 

 

 

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