長嶋正樹の靴屋稼業50年 その143

November 24, 2018

丸井 VISARUNO X MASAKI NAGASHIMAがスタートした。

 

丸井の紳士部門から僕とコラボレーションでオリジナルブランドVISARUNOで高級なドレスシューズを作りたいとオファーがあった。

 

中野の本社に行くと紳士部門の本部長を始め靴のバイヤー、関係者がずらっと顔を揃えて居た。

企画、デザインは僕に一任でサンプルを作って欲しいとの事。

 

早速木型をラウンドトゥとチゼルトゥと2タイプを作り、デザインを起こし工場にサンプルを発注した。

アッパーレザーはフランスのタナリー、デュプイを使う事にした。

 

サンプルが上がって来たが仕上げがもうひとつ良くない。5月の連休中だったので僕は家のウッドデッキでサンプルの仕上げをした。手仕上げなので見栄えが素晴らしく良くなった。

これを工場に教えなければならない。

 

そのサンプルを車に積んで中野の本社に持って行くとサンプル全部採用になった。

 

秋の立ち上がりに池袋店、横浜店、神戸店でオーダー会を開催して多くのお客様に注文を頂いた。

主要なお店で常時定番として展開された。

 

ドレスシューズだけでなくカジュアルシューズも数多く長年に渡ってVISARUNO X MASAKI NAGASHIMAで

展開して頂いたが、丸井さんの商品の政策が変わりオリジナルの高級靴は止めて、単価の低い靴を作る事になった。

そうなると僕が作る靴ではなくなるので、丸井さんとの関係は終わることになった。

 

有楽町のお店がオープンした時は僕のパターンオーダー用の木型、デザインでサンプルを展開していたのに残念である。

 

続く

 

BIGINに掲載されたVISARUNO X MASAKI NAGASHIMAの記事。

 

 

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