長嶋正樹の靴屋稼業50年 その166

July 29, 2019

 

プラットグッドイヤーウェルト製法 5

 

岩永さんと一緒に、僕の木型とデザイン画、スペックを持って工場を訪ねた。

 

工場の若い社長は僕の顔を見ると懐かしそうな笑顔で迎えてくれた。

 

僕も思い出した。彼が以前居た工場で僕の靴の担当だったのだ。

 

当時彼に仕上げの大切さを教えた。仕上げで靴の価値が数段上がる事を実演で示したと思う。

 

その頃を思い出し、あのブランドを作った、こんなブランドを作ったと懐かしい話で盛り上がった。

 

 

 

 

 

プラットグッドイヤーウェルト製法の靴は、返りが良いので革にしわが出る。よほど良い革でなければ変なしわが残る。

 

使う革が問題なのだ。

 

すると彼が提案したのはイタリアの手染めのカーフだった。しなやかで手染めの味があり、申し分なかった。

 

アウトソールも軽量ラバーの良いものが見つかった。(帰りにこのソール工場にも立ち寄って視察した)

 

 

 

1日がかりの打ち合わせを覚悟していたが、とんとん拍子でサンプル依頼が出来た。

 

 

 

3週間後にサンプルが届いて、箱を開けて驚いた!完璧な出来である!素晴らしい!

 

岩永さんと興奮しながら次々にサンプルの箱を開けた。

 

 

 

やっと思う様な靴が出来た!履き良さは実証済みだが、問題はルックスだった。それが解決した瞬間である。

 

 

 

続く

 

 

 

この靴がまるでスニーカーの様な履き心地なのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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